西宮労働基準協会

■清掃作業中自動車に轢かれ死亡

●清掃作業中自動車に轢かれ死亡
業種:清掃業

被害:死亡1名

災害発生状況

当時の天候は、小雨であり、薄暗い状況であった。被災者は、駐車場入り口を横断する側溝のグレーチング(格子状蓋)を取り外し、しゃがみこむ姿勢で側溝右側付近の内部の清掃を行っていた。

この時、当該駐車場に入るため、駐車場に向かって右方向から普通自動車(加害車両)が右折して来たため、同自動車に轢かれ死亡したもの。

発生場所の状況

発生場所は駐車場入り口で、センターライン無しの6m道路からT字状に入り口がある。入口から向かって左側が車両の駐車スペースで右側は駐車操作等のための道路である。駐車場周囲と道路は縁石があり、これに沿って、高さ約75cmの生垣が植栽されている。

災害発生原因

被災者の位置・姿勢は、加害車両位置の運転者からは、生垣と車両のピラーによる死角に入り、被災者はほとんど視認出来ない。また、被災者からも走行してきた車両は視認出来ず、双方が視界に入っていた。発生時の車両の走行速度は時速5km程度で、駐車操作を容易にするため道路の比較的右側を走行し、右側の生垣に沿うように駐車場へ向け右折したため、運転者からの死角はさらに広がった。

再発防止対策

1 車両が行った右折動作は、いわゆる「右折の早回り」であり死角が増え、事故の原因となる。本来右折動作は交差部中央付近まで十分に直進し、進行方向の状況を確認した後に右折動作を開始することが基本である。今回も本来の車両位置であれば作業を行っている被災者を視認出来た可能性が高い。

2 時速5kmは徐行と考えられ、その停止距離は約1.24m程度であり、駐車場通路の全幅を視認してから右折すれば、被災者と接触する前、または接触したとしても最悪の事態は避け得た可能性が高い。

3 作業中は通行を遮断し、警備員等を配置することが最も望ましい措置である。

4 作業予定箇所・日時の周知を徹底する、作業箇所付近に作業中である旨の表示を行い、注意喚起する必要があると考えられる。

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